こんにちは。たまのじです。
今回は2022年6月に行った「石川・富山1泊2日の旅」の2日目をご紹介します。
この旅は「金沢観光 → 富山・宇奈月温泉/黒部峡谷 → 金沢観光 」という流れです。
準備:「北陸乗り放題きっぷ」を事前に購入
関西圏から北陸へ行く方におすすめなのが、JR西日本から発売されている「北陸乗り放題きっぷ」。
今回ご紹介するルートでは、サンダーバードで京都・金沢を往復、北陸新幹線で金沢・黒部宇奈月温泉駅を往復するので、それだけでも元が取れます。
有効期間は連続する3日間なので、北陸を2~3日間旅行する方におすすめです。
それではこの旅の行程をご紹介していきます!
金沢⇔宇奈月温泉 1泊2日【2日目】
5:30 起床 → 大浴場
さあ、2日目も朝からガンガン活動します。まずは、朝5時に開放される大浴場から。
旅館のお風呂は、違う様式のお風呂を夜と朝で男女入れ替えということがよくありますよね。
だから朝にも入りたくなるんです。朝の露天風呂も気持ちいい!
思ったより多くの方が朝からお風呂に来られていました。
7:00 旅館で朝食
朝食は7:00開始だったので、7:00に会場へ。朝食もバイキングです。
もうすでに人でいっぱいでした。出遅れた!
朝もおいしそうなものがいっぱい!またまたお腹いっぱい食べました。
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楽天トラベルで旅館「黒部・宇奈月温泉 やまのは」を見るそれではお世話になった旅館をあとにし、トロッコ乗り場へと向かいます。
7:50 旅館「黒部・宇奈月温泉 やまのは」 → 黒部峡谷鉄道「宇奈月駅」(徒歩6分)
あとで乗る富山地方鉄道本線「宇奈月温泉駅」のコインロッカーに荷物を預けて行きます。
※6月でもトロッコは肌寒いので、羽織るものを持って行きましょう。
8:00 宇奈月駅(黒部峡谷鉄道)
宇奈月駅で切符を買います。どこの駅でおりるのか、どの客車に乗るのか、どの時間の列車にするのかを決めてから購入しましょう。
私が買った切符は次のとおりです。
・宇奈月⇔欅平の往復切符(途中下車無効)
・【行き】普通客車 宇奈月(うなづき)8:17発
・【帰り】リラックス客車 欅平(けやきだいら)10:43発
出発前に、宇奈月駅の駅スタンプを押します。
では出発します!欅平までの見どころを少しだけご紹介します。
行きは右側・帰りは左側に座ると、黒部峡谷がよく見えます。
自然を満喫しながら、そしてトンネルの多さと肌寒さを気にしつつ、1時間と少しで欅平に到着です。
8:17 黒部峡谷鉄道「宇奈月駅」 → 9:33 「欅平駅」
9:33 欅平駅(黒部峡谷鉄道)
欅平に行くと、自然の雄大さを「これでもか」と見せつけられます。そして同時に、自然の怖さも思い知らされます。
その理由を少しお話します。
先ほどの赤い橋を渡ると見えてくるのが「人喰岩」。
大きく口を開いた岸壁が、歩いている人を飲み込んでしまうように見えます。個人的にとても楽しみにしていたスポットです。
この人喰岩に入る手前の地点に、こんなものが置いてありました。
そう、ヘルメットです。ここは気象条件などによりまれに落石が発生することがあり、自己責任において通行可となっている場所。100%の安全が保障されている場所ではないのです。
そして、駅から10分くらいの場所にある「河原展望台」。ここには「足湯」があり、黒部川の清流を眺めながら浸かることが出来ます。
こんな自然を感じながらゆっくりと足湯に浸かる贅沢。とても癒される時間です。
でも、ここに行くまでの道には、少しだけこんな道もあります。注意して通らなければなりません。
2つだけ紹介しましたが、雄大な自然を感じられるけれどこんなふうに危険がついて回るということをきちんと心に留めて、注意しながら名所を巡りましょう。
通る時はドキドキしたけれど、私はこの2か所に行ってとても感動しました。
それでは欅平駅に戻って駅スタンプを押し、宇奈月駅へと戻ります。
10:43 黒部峡谷鉄道「欅平駅」 → 12:02 「宇奈月駅」
12:02 宇奈月駅(黒部峡谷鉄道)
宇奈月駅に戻ってきました。10分ほど時間があるので、駅の中を見て回ります。
2階には黒部峡谷歴史探訪コーナーと展望エリアがあります。
こちらが展望エリア。
1階には売店やレストラン「レストイン黒部」、喫茶(スタンド形式)などがあります。
また、9時以降に宇奈月駅からトロッコに乗った人たちの記念写真販売がありました。
私は8時台出発だったので、買えませんでした(涙)
それでは富山地方鉄道本線・宇奈月温泉駅へと向かいます。
12:15 黒部峡谷鉄道「宇奈月駅」 → 富山地方鉄道本線「宇奈月温泉駅」(徒歩3分)
今回は時間がないので入れませんでしたが、宇奈月温泉駅に戻る途中に「駅の足湯 くろなぎ」があります。
12:20 宇奈月温泉駅(富山地方鉄道本線)
それではここから金沢へと向かいます。昨日乗って来た富山地方鉄道ですが、今日もとても楽しみです。
切符売り場で切符を買って、さあ出発!
コインロッカーから荷物を出すのを忘れないで!
12:30 富山地方鉄道本線「宇奈月温泉駅」 → 12:54 「新黒部駅」
12:54 新黒部駅(富山地方鉄道本線)
昨日ここから乗った時には無人駅で、降りた宇奈月駅で運賃の支払いをしましたが、今日ここで降りた時にはホームに駅員さんがいたので、切符を渡して駅を出ました。
乗り換え時間は8分ですので、早歩きで新幹線の駅へ向かいます。
12:54 富山地方鉄道本線「 新黒部駅」→ 北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」(徒歩3分)
12:58 黒部宇奈月温泉駅(北陸新幹線)
この駅でスタンプを押したかったのですが、なんせ時間がなくて諦めました。・・・残念。
新幹線に乗り換えて、金沢へと向かいます。
13:02 北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」 → 13:38 「金沢駅」
13:38 金沢駅
金沢駅に戻ってきました。まず荷物をコインロッカーに。
早速近江町市場に行って、今日こそは海鮮丼を食べたいと思います。
14:00 城下町金沢周遊バス(左回り)乗車 「金沢駅東口(6番のりば)」→「武蔵ヶ辻・近江町市場」(5分)
14:05 近江町市場
近江町市場に着きました。「廻る近江町市場寿し」さんで海鮮丼・寿司を食べます!
まず私が頼んだのが、のど黒・ウニ入りの「ぜいたく丼」。
めっちゃ豪華!どうやって食べていいか悩むほどネタがいっぱいのっていて、ほんと「ぜいたく」ですね。
夫が頼んだのは、のど黒・ウニ入りの「ぜいたく握り」。
丼と比べると迫力には欠けますが、おいしそうなことには変わりありません。こちらも「ぜいたく」!
どちらにも「あら汁」がついてきましたが、それも絶品でした♪
それでは「主計(かずえ)町茶屋街」の方へと歩いていきましょう。
主計町茶屋街の裏手にある2つの石段坂のひとつ「あかり坂」を目指します。
14:50 近江町市場 → 15:00 主計町茶屋街
15:00 主計町茶屋街
主計町茶屋街の裏手には有名な石段坂、「あかり坂」と「暗がり坂」があります。
まずはあかり坂を上っていきましょう。
作家の五木寛之さんが命名したこの坂。
暗い夜のなかに明かりをともすような美しい作品を書いた鏡花を偲んで、あかり坂と名づけた。あかり坂は、また、上がり坂の意(こころ)でもある
五木寛之さんの言葉・あかり坂標注
明るいから「あかり坂」という訳ではなく、日中でも薄暗い坂です。
次は暗がり坂です。
暗がり坂は、かつて尾張町の旦那衆が人目を避けて茶屋街に通うために使っていた坂道。こちらも昼間でも仄暗い坂道です。
家が立ち並ぶ「現実世界」と、茶屋街という「華やかな世界」との狭間にあるこのふたつの坂道。是非足を運んでみてください。
そして茶屋街へと出て行きます。
浅野川沿いに昔ながらの風情ある料理屋や茶屋が立ち並ぶ主計町茶屋街。今回お店には立ち寄りませんでしたが、歩くだけでもとても情緒のある町並みです。
ではこのまま川を左に見ながら進み、「ひがし茶屋街」へと向かいます。
15:15 主計町茶屋街 → 15:20 ひがし茶屋街
浅野川大橋を渡って行きます。
15:20 ひがし茶屋街
ひがし茶屋街に着きました。本当にここは情緒のある茶屋街ですね。金沢の3つの茶屋街の中で、ここが一番にぎわっています。
思っていたより広く、歩いて回るのに少し時間が必要。でもいろんなお店があって楽しいです。
お目当てのお店が残念ながら閉まっていたのですが、柳の見える素敵なお店があったのでそこに入りました。
「茶房 やなぎ庵」さんです。
メニューがいろいろあって迷ったけれど、これに決めました。
私は、もなか&抹茶。
夫は金箔ソフト&加賀棒茶。
金沢と言えば「金箔」。でしょ?
雰囲気のある素敵なお店で、ゆっくりと過ごしました。
それではそろそろ金沢駅へ戻りましょう。歩き疲れたので帰りはバスに乗ることに。
16:25 ひがし茶屋街 → 16:35 城下町金沢周遊バス(左回り)「橋場町(金城樓向い)」(徒歩6分)
16:41 城下町金沢周遊バス(左回り)乗車 「橋場町(金城樓向い)」→「金沢駅東口」(15分)
16:57 金沢駅
この旅もそろそろ終わり。京都へ帰るサンダーバードに乗る時刻まで1時間ほどあるので、お土産を買ったり預けていた荷物を取りに行ったりして、帰り支度をととのえましょう。
私たちは帰りの列車で食べる駅弁とお土産を買いました。
17:54 金沢駅発
それでは楽しかった石川・富山の旅を思い出しながら京都へと帰ります。
サンダーバードに乗って早速、先ほど買った駅弁を開封します!
富山名産ますのすしで有名な「ますのすし本舗 源」さんで、のどぐろずしを買いました。
塩こうじで漬け込んで炙ったのどぐろと白板昆布を合わせた押しずしです。
そして、「みやこや」さんの「のどぐろ柿の葉寿司」も買いました。
どちらもとってもおいしかったです♪
17:54 JR特急サンダーバード「金沢駅」 → 20:09 「京都駅」
20:09 京都駅
長いようで短かった「石川・富山1泊2日の旅」もこれで終わり。
うまくいかないこともたくさんあったけれど、いろんなところに行って、おいしいものもいっぱい食べて、目一杯楽しめた旅でした。
旅を終えて
「石川・富山1泊2日の旅」は、これにて終了です。
なんとなくバタバタした旅でしたが、私にはこんな旅が性に合っているようで、とても充実した旅となりました。
なかなか旅行に行けないので欲張って富山まで行ってしまいましたが、金沢だけに絞ればもっといいプランが立てられるかもしれません。
金沢に泊まって、夜の兼六園や21世紀美術館を楽しむのもいいですし、早朝から近江市場に行って海鮮を楽しむのもいいですね。
金沢おでん、ハントンライス、8番ラーメンなども現地で食べてみたいです。
富山も、白川郷や氷見・高岡、立山黒部アルペンルート、観光列車などの魅力がいっぱいあって、いつか富山1泊2日の旅もしてみたいな。
皆さんの旅に私のプランが少しでもお役に立てるなら、とても光栄です。
それでは皆さんもよい旅を。
たまのじでした。
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